立石再開発をチョット学んでみよう!会

みんなで学んでみよう

●概要

実施日時 2007年12月9日(水)午後3時〜午後5時
実施場所 立石地区センター
内容 立石に住んでいるのに、立石のことをなにも知らない。
では、どうすればいいのだろう?疑問に思った老若男女たちが集まり、とにかくイベントをやってみることにしました。
第一回目のテーマはなにかと噂の「再開発」です。
主催 立石チョットどうする!?会
参加者 約30名






●『立石再開発物語』

前半は簡単に再開発全体の概要の説明をしたあと、『立石再開発物語』を上演しました。


1.オープニング

 
1995年 国土交通省より、鉄道高架事業、道路拡幅事業、市街地再開発事業の各計画が葛飾区におりる
1997年地権者と葛飾区まちづくり推進課の職員による立石駅北口地区再開発研究会がスタート

司会者のあいさつで計画に街頭する地域に住む
地権者役の3人があいさつをしながら集まってきます。
簡単な顔合わせがおこなわれ、研究会が発足しました。

 
1999年 先進地へのバス見学始まる
2000年この頃から研究会が月1回になる

区の職員の話を熱心に聞く3人の姿。

 
2001年鉄道高架化事業、道路拡幅事業、交通広場の都市計画決定がなされる
研究会の中に反対派が生まれ、独自の集会を不定期に開くようになる

地権者のうち、ふたりが首をかしげ、
もうひとりの地権者は区の職員と熱心に話をする様子が演じられます。

反対ポスター



 
2003年 鉄道高架化事業と道路拡幅事業が事業認可される
2004年20名が研究会より脱会
『立石駅北口再開発を心配する人の会』を立ち上げる

疑問に思うふたりが立ちあがり、反対の意思を示し、
残った地権者と区の職員は驚きつつ、心配そうに見つめるシーン。


 
2007年
10月26日
反対している人たちからから推進派と呼ばれる
研究会が『立石駅周辺市街地再開発準備組合』を結成する

区の職員と推進派の地権者は反対派を気にしながら立ち上がります。


 
2007年
10〜12月
「そこで私たちはそれぞれの人たちにインタビューをしてきました」



2.立石駅周辺街づくり事務所 職員の方のお話


まちづくり事務所



京成線の鉄道の高架・バス通りの拡幅・駅前広場の三事業が都市計画決定になった。
再開発は事業認可がおりていないから、まだ考える余地はあるけれど、
再開発をやらないときは、すでに決まっている事業で駅前の商店街がなくなるから
立石はさびしくなってしまうよ・・・というお話。

「駅前のみなさん出ていってください」ではなく、
「共同になっちゃうけど、立石でずっと住んでいたいという人は
 立石にまた住んでくださいよ 店を作りましょうよ」




3.立石周辺地区市街地再開発準備組合理事長のお話


理事長の話



生まれ育った町立石がどうやって変わってきたかを簡単に説明。
少子高齢化の荒波、建物の老朽化、テナント化などの問題をあげ、
再開発をして、バスの駅前広場などをつくることで、
どうやったら立石を盛り上げていけるか考え中である。

「反対派の人も一緒に話し合いましょうよ」





4.立石北口再開発を心配する人の会代表者&メンバーのお話


心配している人の会のお話



再開発による権利変換で財産が減ってしまうこと、
また再開発計画自体が景気対策+行政の税金確保の手段であることの訴え。
また地権者にとっても、失敗したときのリスクが大きい。

年配のメンバーの人にとっては
「今のままだと追い出されちゃうように感じた」





5.再開発を学んでみて思ったこと


役を演じた各人がそれぞれ感想を言っていく。


6.会場から質疑応答


再開発計画の区域内で居酒屋経営をしている借家人の方からの質問。
「再開発になると借家人はどうなるか?」というよう内容。

私が回答に困っていると

会場から
「『推進派』『反対派』双方に答えてもらいましょう」という提案があり、
その場で両者に答えてもらいました。
内容は覚えていませんが、会場全体がスリリングな展開になりました。
一時、収拾がつかなそうだったので、
その場は一度終わりにしてもらいました。
当日来ていた下北沢の再開発の反対グループの方から
「立石では両者が話せるような場があって羨ましい」という感想が出ました。


●「立石で『再会・初』のまちづくりを!」


後半は、立石チョットどうする!?会代表の安井さんのお話。

「再・開・発」から住民同士の「再会」の場を、
そして立石発の日本「初」のまちづくりをやろう!
という
力強いメッセージがこもったお話でした。



※閉会後も来場者のみなさんと一次会・二次会と大いに盛り上がる夜となりました。

●アンケートより

・大変よいチャレンジだと思う。
・気になりながら関われなかったのですが、その間、ここまで根をはっていた事に感動すら覚えました。
 途中、スリリングな展開も対立にならずに対話になるきっかけに見えます。
・地元に“まち”を考える会合ができる事はとてもよい事だと思います。
 行政は基本的に縦割りでそれの持つ良さ、役割もありますが、
 最終的なまちは全てを横に串刺しにしないと住民の生活は成り立ちません。
 それを考えられるのは地域住民です。
 ぜひ皆様で日常的に考え、意見交換しながら、良いまちづくりをして下さい。
 継続は力なり。続けて下さい。それを都市マスタープランにフィードバックしてください。
・この場に役所やコンサルタントの方の発言がなかったのは非常に残念。
 休日はわざわざ立石まで出てこられないのですかねぇ。
 賛成派の方は少数のようでしたが、出てこられたことに誠実さを感じました。拍手。
・フェアーでよかった。
・これからこの会の活動がますます面白くなりそうで楽しみです。地権者の生の声をもっと聞きたいです。
・借家人の方の発言と下北の方の発言が印象的でした。
・お互いの立場を尊重しつつ、ゆずり合いながら話し合いできればいいと思うなあ。
 そういう意味で質問時間の酒屋さんの存在は良かったなあ。
 こういう話し合いが、みなさんでいつもできると素晴らしいですね。
 そういう点で、今回の場を設けた意義はすごくあると思いました。
 再開発推進側は立石という場所の中にもっと飛び込んできてほしいなあ。
 それ位のことをしなくてはいけない責任はありますよ。



参考サイト